2023年8月28日

「おにぎり」と「おむすび」

「おにぎり」と「おむすび」
この二つ、現在では意味が同じですが、昔の日本では使い分けがされていたようです。

おにぎりは鬼を切ると書いて「鬼切り」
おむすびは「お結び」と書いたという説があります。

昔、鬼退治に握り飯を投げつけて鬼退治をしたことから「鬼を切る」で「おにぎり」。
鬼退治の道具だったということで、魔除けや厄払いの効果があるとされていました。

「お結び」は良縁を結ぶという意味から縁起が良いものとされていました。
また「おむすび」は神様と深い関係があるともされ、
古事記では神様の宿る山の形をした三角のものを「産霊(むすび)」
丸のものを「握飯(にぎりいい)」として区別され、
三角形の山の形の握り飯を神様にお供えにしていたともされています。

庶民が「おにぎり」と呼んでいたのを、
貴族の女性達が上品な日本語「おむすび」と呼んでいたとの説もあります。

コンビニでも、それぞれに商品名があります。
ファミリーマートでは「おむすび」
ローソンでは「おにぎり」
セブンイレブンでは食べる直前に海苔を巻くものを「おにぎり」それ以外のものは「おむすび」と呼ばれています。

昔は地域によって呼び方が違ったそうですが、
今ではほとんど違いはないそうです。
けれども形は地域によって違いがあります。

関東では三角形、関西では俵形、東北地方では円盤形、丸形

おにぎりに巻く海苔も゙関東では焼海苔、関西では味のり、富山県ではとろろ昆布を使うことが多いそうです。

今ではおにぎりと言えば三角形のイメージがありますが
これは1978年からセブンイレブンが三角形のおにぎりを売出し
コンビニが普及するにつれ全国に三角形が浸透したためとのことです。

そろそろ新米が出始める頃!
土鍋で炊いた新米は特別なおいしさです✨
色々なおにぎりを作って楽しむのも良いかもしれませんね🥰





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捻れ 飴 2合ごはん鍋
輝石掛分 サンマ皿

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