2021年11月18日

萬古神社

今回は我々の萬古焼業界でおまもりしている
萬古神社についてご紹介させて頂きます。


萬古神社は昭和10年創建。
弊社が加盟している萬古焼陶磁器卸商業協同組合が
昭和7年に設立されたので、その数年後に建立しているというのは
先達の信仰心には頭が下がります。(今年で創建86年)
*現在の形の協同組合としての萬古陶磁器卸商業協同組合は
戦後の昭和22年設立となります。

萬古神社には
御三柱である、
埴安彦神(はにやすひこのかみ)
埴安姫神(はにやすひめのかみ)
火彦霊神(ほむすびのかみ)

また、萬古焼に縁の深い、
沼波弄山(ぬなみろうざん)
業界関係者の祭神 約400柱 の方々が祀られております。

 

この写真の方は 森太郎右ヱ門と言われ
萬古業界唯一の窯築師として大正3年頃には、
石炭焼成窯に素焼き窯を連結する事を考案しました。
昭和52年に市内唯福寺よりこの地に移築され、
併せてばんこ神社祭神として合祀されています。

また現在はメーカーさんや我々の様な問屋さんが
加盟している萬古神社奉賛会という組織が有り、
毎月1日と15日には月並祭を開催。
1月  元旦祭


5月にはばんこ祭の晴天祈願
ばんこ祭大祭
ご遺族法要
光徳寺読経及び沼波弄山墓所参拝
(三重県桑名市に我々萬古焼の陶祖のお墓があります)
8/10には山中忠左衛門(萬古焼を地場産業として広めた方)の泊山墓所参拝

(三重県四日市市泊山にお墓があります)
10月に土鍋供養祭
12月に萬古神社大掃除 迎春準備
光徳寺読経及び沼波弄山墓所参拝
大祓式 篝火焚き
等の行事が有ります。

これからも業界の事もお伝えします。

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