2024年12月23日

「冬至・はんぺんの日」

十二月二十一日は「冬至・はんぺんの日」

「冬至」は二十四節気の一つで 一年のうちで最も昼が短く夜が長い日

「冬至」には「ん」がつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています
にんじん
だいこん
れんこん
いんげん
ぎんなん
かんてん
きんかん
うどん など「ん」のつくものを食べることを「運盛り」と言い 縁起を担ぎます

「ん」が2つつくものを7つ食べると良い!ともされています

また 縁起担ぎだけでなく 栄養をつけて 寒い冬を乗り切る意味合いも、、、

「かぼちゃ」も「運盛り」として食べられてきました
「かぼちゃ」は「南京(なんきん)」と呼ばれ「ん」のつく食べ物
「南」という漢字から 陰(北)から陽(南)へ向かうことも意味することから縁起の良い食べ物とされていました

また「冬至」には「小豆粥」を食べることも、、、
中国が由来で 中国では小豆の赤色は厄除けや魔除けの色とされていて「冬至」に「小豆粥」を食べる習慣が日本に伝わったそうです

北海道や東北では「小豆粥」ではなく「かぼちゃ」と「小豆」を一緒に煮た「いとこ煮」を食べる地域もあります

「はんぺんの日」は東京都蒲鉾水産加工工業組合が「冬至」に「ん」が2つつく「はんぺん」を もっと食べてもらいたいと制定しました
「はんぺん」はすり身と山芋によって気泡を沢山抱き込ませた純白のマシュマロのようなかまぼこ 非常に柔らかく口当たりが良い、、、と東京都蒲鉾水産加工工業組合が紹介しています

「はんぺん」の歴史は意外と古く 室町時代の料理本「運歩色葉集」や「古今調味集」に「はんぺん」に関する記述があるそうです

「はんぺん」の語源とされている有力な説としては駿府の膳部半平が作り その名の「はんぺい」がなまって「はんぺん」となった説があります

インフルエンザ、マイコプラズマ、新型コロナが流行してトリプルデミックと心配される今日この頃です
「ん」のつくものを7つ食べて この冬を乗り切りましょう!

【かぼちゃのいとこ煮のレシピ】
○材料
かぼちゃ…350g
ゆであずき…100g
片栗粉…小さじ1

Aしょうゆ…大さじ1
A砂糖…大さじ1
A水…1カップ

○作り方
①かぼちゃの種とワタを取って、一口大より少し大きめに切る。
②鍋にAを入れて沸騰させ、①のかぼちゃを並べてやわらかくなるまで煮る。


③別の鍋に②の煮汁を50ml・ゆであずきを加え、片栗粉を水小さじ2で溶いて加え、混ぜながら沸騰させとろみをつける。
④②の鍋に③のあずきを混ぜ合わせる。

【はんぺんとハムチーズ焼きのレシピ】
○材料
はんぺん…1枚
ロースハム…4枚
スライスチーズ…1枚
大葉…4枚
サラダ油…適量

○作り方
①はんぺんは斜めの半分に切り、中に切り込みを入れる。
②切り込みの中にロースハム・スライスチーズ・大葉をはさむ。
③グリルプレートにサラダ油をひき、②を並べる。
④グリルでこんがり焼き目がつくまで両面焼く。

【使用した商品】
日常茶飯器 一人鍋
日常茶飯器 漆黒 呑水
日常茶飯器 グリルプレート ワイド

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