十月一日
今日は「日本茶🍵の日」
「日本茶🍵」は緑茶
煎茶、玉露、抹茶(てん茶)、かぶせ茶、玉緑茶、玄米茶、ほうじ茶、番茶などが 日本茶🍵です
「日本茶🍵」というと 新茶の出回る4月末〜5月のイメージが強いですが 昔は 新茶といえば秋だったそうです
初夏に摘まれた茶葉は 壺に入れて 秋まで低温貯蔵
寝かせることで 新茶特有の青臭さが抜け まろやかでコクのある茶葉に 生まれ変わる
その生まれ変わった茶葉を その年の「新茶」としたそうです
1587(天正15)年10月1日
天下人 豊臣秀吉公が 京都府京都市にある「全国天満宮総本社 北野天満宮」境内にて 身分関係なく多くの人と お茶を楽しむ 大茶会「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)」を 開きました
この「北野大茶湯」は 開放的で 大名や公家、茶人だけでなく 茶の湯に熱心であれば 庶民も外国人も身分問わず 参加出来るものだったそうです
高価な茶器類も 展示されたそうです
この「北野大茶湯」は お茶を楽しむ心を 大衆に広めるきっかけに!
また「日本茶🍵の日」は 同じ10月に もう1日 あります
それが10月31日
1191(建久2)年 臨済宗の開祖 栄西(えいさい)が 宋から日本茶の元になる茶種と その淹れ方を持ち帰った日(10月31日)が 由来とされています
このお茶の淹れ方が 現在の抹茶(てん茶)の原型となっているとか、、、
お茶自体は 平安時代から 身分の高い人達の間で 伝わっていたようですが 烏龍茶のような団子状の高級品で かなり 苦いもので 薬として 使われていて 嗜好品としてのお茶ではなかったそうです
栄西が 改めて 新しいお茶やノウハウを持ち帰ってから 嗜好品となり 庶民の間でも お茶が親しまれ 発展していきました
栽培や効能など お茶に関する日本最古の書「喫茶養生記」も 栄西によるもので お茶の歴史に関して大切な文献となっています
2つの記念日「日本茶🍵の日」がある10月
秋になると お茶のイベントも 多く開催されます
お茶のイベントや 数多く発売されるお茶系スイーツの新製品を 堪能して 食欲の秋を 楽しむ!
また お寺や庭園、美術館などで 抹茶をいただきながら 芸術の秋を楽しむ!
また お家で ゆっくり丁寧に 急須で淹れた緑茶で 秋のひとときを楽しむ!
秋の新茶の季節を 存分に 楽しみたいですね🥰