2024年6月18日

「和菓子の日」

六月十六日は「和菓子の日」







日本の伝統的なお菓子「和菓子」を記念した「和菓子の日」はまた「嘉祥の日」とも呼ばれています

平安時代(794年〜1192年)の中期 仁明(にんみょう)天皇の時代に疫病が蔓延
そこで 仁明天皇は 元号を「承和(じょうわ・しょうわ)」から「嘉祥(かしょう・かじょう)」へ改めました

昔は 天変地異や疫病、火災、戦乱など 良くないことが起こる度改元が行われたそうです

「嘉祥」(めでたいしるしという意味)と改めた元年(848年)の6月16日に 厄除け・健康招福を願い 16個の菓子や餅を供えた「嘉祥の儀式」が行われました
6月16日という日付は 仁明天皇が御神託(ごしんたく)に基づき 決めたそうです
御神託とは 神が自分の意志を人や物を通じて伝えること
また菓子や餅の数が16個なのは 6月16日という日付にちなんでいるそうです

そして 明治時代に廃れるまで 毎年6月16日に「嘉祥菓子」を食べる習慣が 続いたそうです

平安時代の「嘉祥の儀式」では16個の菓子や餅が 神前に供えられ 宮中伝統食べられたそうですが 16個の菓子や餅は 数が多く 準備も食べるのも大変

そこで 江戸時代になると16個ではなく1+6で7個にしたそうです
これを「七嘉祥」といい 現在も「嘉祥菓子」といえば7個のものが多いそうです

「嘉祥菓子」の種類は 特に決まりはなく お店によって様々

6月16日限定や「和菓子の日」前後の期間限定で お店オリジナルの「嘉祥菓子」を販売するお店も多いそうです

この時期ならではの「嘉祥菓子」を厄除け・健康招福を願って 楽しむのも良いですね!😀



【使用した商品】
輝石掛分 角銘々皿
至高急須 焼締(大)
ビリ 手付湯ざまし
ひとしずく 焼締 ぐい呑

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