五月二十四日
今日は「伊達巻の日」
「伊達巻の日」は 厚焼きや玉子焼きをはじめとする寿司具全般のトップメーカー 株式会社せんにち(大阪府吹田市)が 戦国武将 伊達政宗公の命日に 華やかで洒落た滋養豊かな卵料理「伊達巻」を日本の食文化として後世に伝えていくことを目的に制定しました
「伊達巻」は 卵と魚のすり身、砂糖や酒を混ぜて焼き、渦巻き模様になるように巻いた料理です おせち料理に欠かせない一品ですね
「伊達巻」が日本で最初に作られたのは 長崎
江戸時代の長崎では 日本・中国・オランダの食文化が融合した「卓袱(しっぽく)料理」という宴会料理が誕生
その一つ「カステラかまぼこ」と呼ばれたロールケーキ「カステラかまぼこ」が伊達巻のはじまりと 考えられ この「カステラかまぼこ」が江戸に伝わったという説が有力だそうです
「伊達巻」の名前の由来は3説
①着物が着崩れないように巻く細い帯「伊達巻」形が似ていることから同じ名前がつけられた
②「伊達」とは おしゃれで華やかな様子を表す言葉粋でおしゃれな人は「伊達者」と呼ばれていたことから そのことになぞらえた
③戦国武将 伊達政宗は ひらめと卵で作った「平玉子焼」が好物だったそうです 「平玉子焼」は「伊達焼」と呼び名が変化し さらに 巻きすで巻くようになったことから「伊達巻」と呼ばれるようになった
また「伊達巻」は縁起が良いといわれています
①学業成就
「伊達巻」の形が巻物に似ているため学業成就の願いが込められています
巻物は 古くは勉学に使用される書物 知性を象徴するものなので 学問が発展するようにと望みが込められています
②子孫繁栄
「伊達巻」に使う卵は「生まれる」から転じて古くから子宝の象徴とされています 黄色には豊穣の意味があるので「伊達巻」には子孫繁栄の願いが込められています
③夫婦円満
「伊達巻」の丸い形は「角がない」ことから夫婦円満につながると考えられています
調べれば調べるととても深い意味がある「伊達巻」
いつも おせち料理でしかいただかない「伊達巻」ですが これは もったいない!
色々な願いを込めて 普段から いただく回数を 増やしていきたいな!と 感じています🥰
【使用した商品】
志野ぶどう 小判皿