四月二十九日は「ナポリタンの日」
「ナポリタン」は 茹でたスパゲッティを玉ねぎ、ピーマン、ベーコンやソーセージなどの
具材と炒め ケチャップで味付けした 日本発祥のパスタ料理
1945(昭和20)年8月30日のダグラス・マッカーサーの来日直後から7年間GHQに
接収されていた 横浜の「ホテル・ニューグランド」の第2代総料理長の入江茂忠が
進駐軍の兵士がケチャップで和えた具なしのスパゲッティを食べているのを見て
ケチャップだけでは味気ないと考え 生トマト、玉ねぎ、ニンニク、トマトペースト、
オリーブオイルでトマトソースを作り 炒めたハム、ピーマン、マッシュルームを加えて
ソースで和えたスパゲッティを考案
このスパゲッティが「スパゲッティナポリタン」と呼ばれたそうです
「ナポリタン」の名前は 中世の頃 ナポリの屋台で庶民向けに トマトソースをかけた
スパゲッティが売られていたことをヒントに、、、
また 一説には このナポリのトマトソースを使用した調理法がフランスに伝わり
フランスでは「スパゲッティ・ナポリテーヌ」から 日本人が呼びやすいように
「ナポリタン」に変化させたとも、、、
入江総料理長の「スパゲッティナポリタン」はケチャップを使っていないけれど
7割がた茹でたパスタを冷まし 5〜6時間放置したうえで湯通しして
麺のもっちりした食感を出すというひと手間を加えたもので アルデンテではない
今 私達が 食べている「スパゲッティナポリタン」の麺そのものです
ホテルの料理「スパゲッティナポリタン」が 一般に広まった大きなきっかけは
材料のトマトソースが 手に入りやすいケチャップに置き換えられたこと
手軽な洋食グルメ「ナポリタン」は 1970(昭和45)年代からの ファミリーレストランの
普及もあり庶民に広まり 一般家庭、喫茶店、学校給食など広く親しまれるようになったそうです
名古屋の喫茶店では「ナポリタン」を鉄板の上に載せ 溶き卵を敷いたものが主流!です
「イタリアン」と呼ばれています
また 発祥の地であるホテル・ニューグランドの「THE CAFE」では元祖「ナポリタン」を
頂くことが出来るそうです
ちなみに このホテルは 「ドリア」や「プリン・ア・ラ・モード」の発祥の地だそうです🤩
「ナポリタンの日」はケチャップの製造、販売を手がけるカゴメ株式会社が制定
「ナポリタン」が昭和生まれの洋食ということで「昭和の日」4月29日となったそうです
一度 横浜に 出かけたら 元祖「ナポリタン」「ドリア」「プリン・ア・ラ・モード」を
制覇したい!と思います♥️
【使用した商品】
キッチンスタジオ パンダ食堂 とうばん